税理士と弁護士

相続税を申告するのは、税のプロフェッショナルの税理士ですが、時には弁護士にも協力を求める必要があるケースもあります。その中でも特に税理士の手に余る内容が、相続でもめてしまっているような場合です。

天秤税理士は、基本的に相続する内容が決まっているような場合に、適切な判断を行って相続税の申告をする能力は持っていても、家族間の相続トラブルを解決する力はありません。例えば、ドラマのように隠し子がいるような場合や、兄弟間の中が悪く相続する内容でもめているような場合などは、法律的な観点から公平にアドバイスをする事ができる弁護士の力が必要になるケースもあります

また、生前の相続対策や、相続放棄や遺産分割協議書作成、遺産分割調停、相続登記など税金が関わってこないような内容に関しては、税理士は無力ですので、弁護士などに依頼する必要があります。弁護士に依頼して、税金以外の部分が片付いてから初めて税理士に依頼する事になります。そのため、遺言書を作成したり、保管したり、遺言書に書かれた内容にそって執行するようなケースも弁護士の力が必要になります。それぞれ受け持っている範囲が異なりますので十分に注意する必要があります。

間違った選び方

相続税の申告を相談する場合には、しっかりと税理士を選ぶ必要がありますが、間違った方法で選んでしまうと思ったような税理士に依頼できない可能性、申告漏れなどのトラブルに見舞われる可能性もありますので慎重に正しい方法で選ぶというのが重要になってきます。

税理士相続税の申告を依頼する時に最も間違いやすいのが、税理士事務所の規模で選ぶ事です。たくさんの従業員を抱えている税理士事務所なら問題ないと思われるかも知れませんが、従業員が多いからこそ相続税の申告を行った事が無い税理士さんに当たる可能性もありますし、税理士の資格を取得する際に相続税の分野以外を選んで受験している方もいらっしゃいます。税理士事務所自体に実績があったとしても、必ずしも満足のいく結果につながるという事ではありませんので注意が必要になります。

また、税理士の中には対応が遅い税理士もいます。いくつも同時に抱えていて迅速に対応できないような税理士を選ぶのはとても危険です。相続税などの税金は、被相続人が死亡してから10ヵ月以内と決まっていますので、対応の遅れは致命的になります。ギリギリで行おうとする税理士もいますが、最後まで信頼できずに終わってしまう事にもつながりますので避けるべきだと言えます。

税理士の選び方

相続税の相談をする場合には相続税の申告に強いなど、少しでも評判などを調べてから税理士に相続相談すると良いでしょう。相続税に強い税理士は、ある一定の共通点がありますので、その辺りをしっかりと確認しておくのがおすすめだと言えます。

実績相続税の相談をする際に最も重要視しなければいけないのは、やはりこれまでの実績です。相続税の申告をおこなった回数が多ければ多い程、経験を積んでいるのは間違いありません。税理士といえば、法人税や所得税などの申告実績は多いのですが、中には相続税の申告をした事がないという税理士さんも中にはいます。また、単なる相続税の申告件数ではなく、過去に自分と同じような境遇を担当した事があるという税理士を見つける事ができるかどうかもポイントになってきます。

また、税理士に依頼する場合は、しっかりと節税対策を行っている事や、申告漏れや申告忘れていた場合に、自分の代わりにしっかりと税務調査対応をしてくれるような税理士を選ぶようにしましょう。相続税の申告を複数受け持った経験がある税理士の場合には、何件かは税務署調査が行われた経験をお持ちのはずです。事前にそういった経験を持っているかどうかを確認し、経験があるという方に依頼するのが安心です。

相続税など相続相談するなら

相続税の申告は、これから相続する方にとって頭の痛い問題になっています。相続税を申告する場合には、一般的な税金と違って自分で計算して算出する必要があります。自分が相続した土地など、不動産の価格を計算した上で申告しなければいけないのですが、相続税は、計算を間違えてしまって規定よりも少なく申告してしまうと財産の申告漏れとして追加徴税を課せられてしまう事になります。追加徴税のタイミングも申告してからすぐではなく2年以上も後になってからされる場合などもありますので、お金がなく支払う事ができないような場合もあります。

相続税逆に相続税を多く支払ってしまっている場合には、税務署から過剰分を返却されるかと思われるかもしれませんが、税務署から動いて返却するという事はなく、自分から返却手続きを取らなければいけなくなってしまいます。追加徴税が行われるのは過少申告だけでなく、そもそも申告していない、申告をしてもわざと少なめに申告した物までさまざまです。

このような申告のトラブルは、何も自分が行った時に起こるものではなく、税理士に依頼した場合でも起こりうることです。税理士の中にはいろいろなタイプがいますので、中には相続税の申告を得意としていない方もいらっしゃいます。相続相談する場合には、相続税に強い税理士に依頼する必要があるのです。こちらのページでは、これから相続税の申告を行おうと思っている方に、必要となる情報をまとめてご紹介します。